6曲目 小袋成彬「GAME」
今回は小袋成彬さんの「GAME」です。
なぜこの曲を題材にしたかというと、他にはない恋愛ソングだからです。
世に恋愛ソングは数えきれないほどありますが、正直もう聞き飽きたフレーズ
ばかりでマンネリ気味ですよね。
この曲は、恋に落ちたら負け。という駆け引きを歌った曲です。
オチを言ってしまうと、バッドエンドです。
好きになってはいけない人を好きになりそう。
いけないとは分かっているけど、傷つくのは分かっているけれど、それでも
その「駆け引き」に負けてしまう。
これは経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか
恋愛とは楽しいものばかりじゃないですよね。
恋愛とは時に自分を苦しめます。
でもその人を好きになってしまう。
好きになった方が「負け」ですね。
しかし、小袋さんの透き通るようなハイトーンボイス、心に染み渡ります。
宇多田ヒカルさんが彼を支持するのも納得がいきます。
彼が歌う恋愛ソングは、より哀愁が漂います。
様々な情景が思い浮かび、小袋さんの歌声に乗せて、嫌な情景も美しい情景へと生まれ変わります。
失恋した夜、一人になりたい夜。
彼の歌声に耳を傾けてみては。