2曲目 踊ってばかりの国 「boy」
サイケな雰囲気を放つ男性5人組ロックバンド「踊ってばかりの国」
私はこのバンドが好きです。
なのでブログで踊ってばかりの国について執筆できることは喜びです。
(まだ誰にも見られていませんが)笑。
このバンドは全ての楽曲を通して、少しダークな側面を持ち合わせている楽曲が多く、現代のロックと歌謡曲をミックスさせたような独特な雰囲気を醸し出しています。
それでこのboyという曲。後にも先にもここまで力強くどストレートな楽曲はありません。
歌詞がストレートといっても、ストレートが過ぎて一周回って理解が追い付かないほどのストレートさです。
「脱げたサンダル この恋よ Forever Oh Forever,,,,」
意味は理解できなくても、よくあるJ-popの恋愛の歌詞より、なぜか少し甘酸っぱい気持ちになるのは何故でしょうか。
これこそが踊ってばかりの国の魔力です。
この曲のサビを聴いているとき、夏休み、田舎のおばあちゃん家でたまたま会った異性の幼馴染と二人で遊びに出掛けて、出来心でちょっと悪さをしてしまって、「これは2人だけの秘密にしよう」と約束をして、二人だけの秘密を作るという感じの、少し危ない恋愛のシーンが思い浮かびます。
この曲は少年時代の純粋だけど不器用な、大人には絶対に踏み込むことのできない恋愛の情景を思わせます。
大人がこの曲を聴くと、戻りたくても戻れないような、ちょっと苦い思い出だけどもう一度戻りたい夏休みの恋愛のような気持ちを思い出させてくれます。
2番のサビが終わった後に、3分程度の長めのインストがあります。
このインストが、過去のほろ苦い思い出を掻き消してくれるような、なにか自分に対して迫ってくるようなものを感じる迫真のインストです。
どんだけ聴きごたえあるんだって思うほどの聴きごたえです。
部屋で一人ゆっくり聴いてみてください。
「パパとママにはずっと内緒だぜ。」