22曲目 あいみょん 「さよならの今日に」
実はこの曲をついさっき初めて聴いたのですが、既に完全な虜と
なってしまい、火は熱いうちに打てという事で、選曲をこの曲にしました。
今も少し興奮しています。
あいみょんさんの曲では、ありそうで無かったタイプなのではないでしょうか。
ここまで哀愁の漂う楽曲は、少なくともあいみょんさんの楽曲の中では
聴いたことがありません。
何というか、ブルースのような、どことなく儚いような、そんな雰囲気を
醸し出しています。
「切り捨てた何かで 今があるなら もう一度だなんて そんな我が儘 言わないでおくけどな」
何かを得るために、何かを捨てなければいけない事ってありますよね。
幸せな方へ進むために、別れた恋人だったり、やりたい事のために、辞めた仕事だったり,,,
正直、その先へ進んだ後もそこに戻りたいって思ってしまうこと、あると思います。
この曲はそういうもどかしい気持ちを歌っている曲なのではないかと個人的には
思います。
後悔すまいと思っていても、やっぱり後悔してしまうことはあります。
【山田監督智和さんのPV】
山田智和さんといえば、同じくあいみょんさんの「マリーゴールド」や、米津玄師さんの「馬と鹿」など、どれも現代的でアーティスティックなPVを監修されています。
この曲のPVも山田監督智和さんの監修で、よく晴れた日の都会のコンクリートをバック
に歌うあいみょんさんの映像がとても美しいです。
どこか懐かしい雰囲気も漂っていて、90年代のシネマのワンシーンのような、
そんなレトロな雰囲気も見どころです。
この曲を聴くとちょっとしんみりした気持ちになりますが、それもなんか
心地いいですよね。
素晴らしい音楽に出逢えた喜びを胸に、おやすみなさい。